リスクの少ないファクタリング

FXにおける資源国通貨とは

資源国通貨とは、英語では「CommodityCurrency」ですが、要するに鉱物資源やエネルギー資源を豊富に産出している国の通貨のことです。ただしFXにおいては、その上で輸出額に占める資源の割合が高い国であることも重視されています。世界の中での主な資源国としては、中東などの産油国や鉱物資源や天然ガスが豊富なカナダ、様々な種類の鉱物資源を産出するオーストラリア、それにレアメタルや貴金属が豊富で有名な南アフリカなどが代表的な国々です。こうした資源国通貨の為替相場においては、資源価格の変動が国内の景気や貿易収支などに影響を与えるため、その値動きが主要資源の価格動向に連動するケースが多く見られる傾向があります。

このことはFXにおいては重要な判断材料となることがありますので、投資家にとっては要チェックと言えるでしょう。また、長期的な視点に立つと、中国やインドのような人口大国において産業化が進むと、エネルギー資源や鉱物資源の価格は上昇してゆくであろうと予想されます。しかし長期循環論から見れば、世界的な資源ブームはもう終わったという見方も出来るでしょう。ですからFXで取り引きを行う場合は、高いレバレッジを効かせる取り引きほど、資源に関係した材料ばかりに目を向けてはいけません。

そうではなく、もっと様々な要因にも目を向けるべきなのです。「資源国通貨ならば長期的には必ず上昇する」というような先入観は、決して持つべきではないと考えられます。

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